ALICE GRAND PRIX DE FRANCE
2006年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第5戦
ル・マン(フランス)〔5月21日(日) 決勝 天気 曇り〕


#56 中野真矢 〔予選2位 決勝12位 総合ランキング11位〕

金曜日、土曜日と天候が安定せず、ウェットになったり、ドライになったりと難しいコンディションだったが、各セクションともいい位置につけられ、自信を持って予選に臨むことができた。
予選はドライとなり、今回はポールポジション争いをすることができた。結局もう少しのところでポールポジションは逃したが、2番手を獲得し決勝へ向け気持ちも高まっていた。
決勝は、スタートで多少出遅れたものの、トップグループでレースをしていた。
トップ2台のペースが速くそれには着いていけなかったが、それでも何とか前に食らいついて行こうと思っていた矢先、ジャンプスタートということで、ピットスルーのペナルティを受けてしまう。
自分では全くフライングをした覚えがなく、レースを終えチームから告げられるまで、なぜペナルティだったのか全く分からなかった。
12位でゴールしポイントを獲得することは出来たし、ルールであるからそれには従うが、今回の裁定にはちょっと納得がいかない。
しかし、今週はレースを除けば良い週末だったので、次もこの調子でがんばりたい。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

なんという日だ...
2人とも、予選であれだけ素晴らしいパフォーマンスを見せてくれただけに、今日の結果はとても残念だ。我々のバイクが、ここのサーキットで強いことは分かっていたし、この後のムジェロ、カタルニアというパワーが必要なサーキットへ行く前に、どうしてもここで結果が欲しかった。
そして、真矢に特にアドバンテージがあった訳でもない、あのスタートでの小さなミスに対し、この裁定は非常に厳しいね。
しかし、これがレースだよ。全てが予定通りには行かないものさ。
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