2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦
フィリップアイランド(オーストラリア) 〔10月17日(日) 決勝 天気 晴れ〕

#56 中野真矢 〔予選11位 決勝12位 総合ランキング12位〕

ここフィリップアイランドは冬のテストで1度走っているので、データもありある程度セッティングがそろった所から走り出せた。しかし、初日からマシンのフィーリングがうまくつかめず、冬のテスト時のデータと比較しながらいろいろ試したのだが、いまひとつ攻めきれないまま予選は11位となってしまった。
決勝はスタート直後からチームメイトのアレックスとの争いになり、中盤彼をパスし前を行く選手を追いかける展開となったが、結局追い詰める事ができず、そのまま12位でゴール。少し残念な結果となったが、ラップタイムは比較的安定していて、予選までのことを考えれば良しとしなければならない。今回は自分達のパッケージがこのサーキットに合っていなかったのかも知れない。
次はいよいよ最終戦のバレンシア。ランキング10位まで3ポイント差なので、ランキングをアップできるように頑張りたい。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

もう少し良い結果を期待していたが、今日は2人とも良くやってくれた。去年の結果から比べてレースタイムが57秒も早くなっていることは、我々の方向性が正しかったことを証明してくれている。しかし、我々はいまだエンジンのパフォーマンスに欠けている、これは開発をしていく上での大きな問題の一つだ。真矢がバレンシアGPで年間ランキングトップ10入りをするために、我々は手を休めないよ。
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