2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ第8戦
ザクセンリンク(ドイツ) 〔7月18日(日) 決勝 天気 晴れ〕


#56 中野真矢 〔予選5位 決勝7位 総合ランキング13位〕

ここザクセンリンクでは過去いい成績が残っているので、意気込んでサーキットへ来た。
初日は、今回からの仕様違いのエンジン試しながら走行したのだが、思ったようにタイムが伸びず苦戦していた。予選2日目は、結局スタンダードのエンジンに戻し、セットアップを詰めて行くうち、思い切って攻めることが出来るようになり、今期最高位タイとなる5位で予選を終えることが出来た。
決勝では、スタートで少しつまずいたのだが、1周目にある程度挽回でき、10番前後でいいバトルができたと思う。その後、何台か前を行くライダーの転倒もあり、結局7位まで上がりゴールすることが出来た。初日からマイナートラブル続きだった今週の流れを考えれば、今期ベストタイとなる7位の結果は上出来だと思う。
最後にはトラブルを解決してくれたチームとカワサキのスタッフに感謝すると共に、次のレースでも更に上を目指したい。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

もちろん、今日のライダー達のパフォーマンスは非常に嬉しい。レースはいつでもポイントを獲得することが大切だが、今週の我々は様々な問題を克服し、最終的には真矢とアレックス2人ともトップテンでポイントを獲得するというすばらしい結果を得られた。金曜日の時点では、我々はほとんど道に迷ったような状態だったよ。しかし、エンジニア達はエンジンの構成からシャーシのセットアップに至るまで、全てを見直し改善してくれた。今回の結果はその全てのハードワークによるものだね。
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