2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ第5戦 カタルニヤ(スペイン) 〔6月13日(日) 決勝 天気 晴れ〕 |
#56 中野真矢 〔予選13位 決勝7位 総合ランキング13位〕 初日は前回の転倒の影響もあり、体も思うように動かすことが出来ず、集中するのが難しかった。そして、タイヤの種類も限られていたのだが、その中のでもベストを尽くそうと、予選中はレースに合わせたセッティングをつめていった。 レースに入り、スタート後は集団からなかなか抜け出せず、苦しい展開だったのだが、自分のラップタイムには自信があったので、追い上げられると信じていた。その後何台かをパスして行き、8位で迎えた最終ラップ、最終コーナーでホンダのマックス・ビアッジ選手を抜き、7位でゴールすることが出来た。 前回のレースの事を考えれば、僅か1週間後のレースで、今期最上位の成績を残せたことは非常に嬉しい。この短期間でタイヤを用意してくれたブリヂストン、そしてカワサキ、チームの皆に感謝したい。 |
ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督) あのムジェロの件の後、たったの3日間でブリヂストンがここまで戦えるタイヤを準備してくれたことに敬意を表する。我々は、タイヤの件で不安を覚えることなく、レースウィークを終えることが出来た。そして、ライダー、エンジニアは持てる限り全ての力を発揮してくれたね。今日の真矢は誰も止められないほどの鮮やかな走りを見せた。我々は、これからのレースへ向けての大きな自信を身につけたよ。 |
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