2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ第3戦 ル・マン(フランス) 〔5月16日(日) 決勝 天気 晴れ〕 |
#56 中野真矢 〔予選12位 決勝リタイア 総合ランキング13位〕 ここフランスGPは以前フランスのチームに所属していたこともあって、いつもたくさんのファンが応援してくれている。その声援に応えたいと思って走り始めた。 練習、予選を通して、良いタイムが出たり出なかったりと、なかなか安定した走りができず、その辺の解消に向けてマシンのセットアップを進めていった。結果的に予選順位は12位となったが、決勝を見据えた、まずまずコンスタントなタイムでの走りが出来るようになり、上位とのタイム差も無くなっていたので、ある程度の手ごたえは感じていた。 決勝では、序盤出遅れたが、中盤から予想通り安定したタイムで走行できていたので、順調に順位を上げていくことができ、何台かのホンダ勢と争いながら更に上を狙っていた。しかし、その矢先、エンジンがブローしてしまい、リタイアすることになってしまった。アレックスにもエンジントラブルが出ていたし、僕らにとってはついていない日だったが、レース中のラップタイムは今後の明るい材料となると思う。次のムジェロGPまでに今回の問題を洗い直したい。 |
ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督) 言うまでもなく、とても残念な週末になってしまった。これが今シーズンを通じて最悪の日であることを祈るよ。イタリアGPの前の2週間はとても忙しくなりそうだね。しかし、ムジェロには今までにない強さで帰ってくると信じているよ。 |
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