2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ開幕戦
ウェルコム(南アフリカ) 〔4月18日(日) 決勝 天気 晴れ〕


#56 中野真矢 〔予選6位 決勝12位 総合ランキング12位〕

今回がカワサキ移籍後第1戦と言うことで、とても楽しみにいた。
最初から感触も悪くなく、順調にセッションが進んでいき、土曜日の午前中からいいセットアップが見つかってきた。ある程度思い通りに予選を走ることが出来て6位で予選を終了、初戦にしては自分の思っている以上の結果を残せたと思う。
決勝は、前から若干クラッチの切れに不安を残していたのがスタートで的中してしまい、少しスタートを失敗してしまった。そして、その後もずっと苦しいレースが続き、なかなかペースをあげることが出来なかった。でも、中盤以降はヤマハの3台のマシーンと争う事が出来たし、厳しいレースなりに久しぶりのレースを楽しむ事ができた。
予選のポジションから比べれば、決勝の順位は決して良くないかもしれないけれど、移籍初戦で無事完走し、ポイントを獲得できた。そして、予選ではある程度のポテンシャルを示すことができた事で、今後が非常に楽しみだ。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

真矢の今日の結果についてはとても満足している。昨日の予選ではすばらしい結果を残したが、レースで同じポジションを得るのは難しいことはわかっていた。結果から見ても、トップ10でフィニッシュできる可能性があったからね。ただ、もう少し届かなかっただけだよ。この冬のテストを経て我々は進歩してきたが、トップライダーとの差はまだ埋まってはいない。しかし、この週末の結果を見て、今後のレースがますます楽しみになったよ。特にヘレスでは、特別なテストが待っているしね。
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