2003年 MotoGP 世界選手権シリーズ第13戦
茂木(日本) 〔10月5日(日) 決勝 天気 晴れ〕

#56 中野真矢 〔予選12位 決勝9位 総合ランキング10位〕

茂木はハードブレーキングが多くなるサーキットなのだが、なかなかその良いセッティングが見つけられず終始それに苦しんだ。それでも予選初日は6位とまずまずだったのだが、2日目もまだ問題が解決されないまま予選は結局12位。ちょっと不安を抱えたまま決勝を迎えることになってしまった。
決勝のスタート直後、1コーナーで3台が転倒するクラッシュがあったが、うまく避けることが出来た。しかし、その後予選の時から苦しんでいたトラブルもあり、セカンドグループにもついていくことができず、単独走行のまま9位でゴールした。地元グランプリということもあるし、このリザルトには全く納得できていない。来週のセパンGPは、去年初めて乗ったM1で6位だったし、自分にとっても相性の良いサーキットだと思っている。今回の悔しさは、次のグランプリで晴らしたい。
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金子直也 (ヤマハ・ダンティーン チーフエンジニア)

今朝のウォームアップ走行の時点でも、我々はエンジンブレーキのシステムに問題を抱えていた。我々はレースに向けてなんとか問題を解決しようとしたが、結局、真矢は前を走るライダー達に離されていってしまった。我々はまだ、ハードブレーキングの問題に悩まされているが、これをマレーシアに向けて解決しなければならない。次のセパンも茂木に似て、ハードブレーキングのコーナーがあるからね。
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