2003年 MotoGP 世界選手権シリーズ第8戦
ドニントン(イギリス) 〔7月13日(日) 決勝 天気 晴れ〕

#56 中野真矢 〔予選11位 決勝9位 総合ランキング9位〕

今回のサーキットでは走りはじめから苦戦し、予選初日は思ったように走れず14位。予選2日目も結局11位となってしまったが、コンスタントに良いラップタイムを刻めるようになり、前日に比べると大分調子も良くなっていた。
決勝のスタート直後、他のライダーとの接触もあり出遅れ、他のライダーを抜くのにも手間取り、かなりのタイムロスをしてしまった。終盤にアプリリアのコーリン・エドワーズ選手が見えてからは彼とのバトルとなり、最終ラップで交わし9位でフィニッシュすることができた。最後にエドワーズ選手をかわしシングルリザルトでゴールできた事は、チーム全体の士気を高める意味で大事だったと思う。
9位と言う順位には満足していないが、このコースは過去に転倒や怪我などがあり、なかなか良い結果の出なかっただけに、無事に完走しポイントも獲得できたことは、今後に繋がると思う。
来週は2日間チェコでテストを行うので、そこでいいセッティングを見つけ更に上を目指すつもりだ。
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ルイス・ダンティーン (ヤマハ・ダンティーン監督)

予選の流れから考えれば、今回の結果は悪くない。我々は真矢をどのサーキットでもいい状態のバイクに乗せるため頑張りつづける。ヤマハと一緒にやれば必ずできると確信している。次のザクセンリンクではライダーもチームも、更に成長することを期待する。
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