2003年 MotoGP 世界選手権シリーズ第3戦 ヘレス(スペイン) 〔5月11日(日) 決勝 天気 晴れ〕 |
#56 中野真矢 〔予選13位 決勝8位 総合7位〕 予選では序盤から良いタイムを出すため、早め早めにアタックしていったが、一発これだというタイムが出ず、4列目13番手という結果になってしまった。しかし、上位とのタイム差もあまりなく安定しており、タイヤのチョイスもうまく行っていたので、決勝に向けての手ごたえは悪くないと思っていた。 決勝では、前回失敗してしまったスタートもうまく行った。前半は、予選から抱えていた問題でなかなかタイムを出すことができなかったが、中盤以降周りのタイムが落ち、ばらつき始めた時も、自分のタイムは安定していた。ここで一台一台抜いて行き8位まで上がることができた。終盤スズキのホプキンスに追いついたが、抜くことができなかった。しかし、予選からの流れを考えれば、8位というポジションには満足している。 この後水曜からムジェロでテストがある。ここで何かいいものを見つけ、次のルマンにつなげたい。 |
金子直也 (ヤマハ・ダンティーン チーフエンジニア) レース中もまだリアのセッティングに問題があるようだ。真矢がアクセルを開けたときのリアのフィーリングが、しっくりきていない。これを解決しなければ…。レース中盤から、真矢はバロスや宇川と同じペースで走れていた。次の水曜、木曜とイタリアのムジェロでテストを行う。ここでこのような小さな問題を解決し、いい結果が得られるよう期待している。 |
ルイス・ダンティーン (ヤマハ・ダンティーン監督) 序盤、真矢は問題を抱えながら走っていたが、その後いいペースで走っていた。もし、もっといい位置でスタートしていればトップ5でゴールしていただろう。でも、すぐにそうなるよ。これからだ、我々は間違いなく力をつけてきているよ。 |
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